難しい問題ですが、あえて屁理屈をつけるとすれば
銀英伝に出てくる名前の中で、日本風の名前が極端に
少ないことが、一つの突破口と思います。
　つまり、この時代日本人は実際の所は他の民族に吸
収され、区別が付かなくなっている。国際化、宇宙開拓
時代を通じて日本人は人種としてではなく、人々の文化
として残っていった、と考えられます。
　過去から現在の日本を振り返ってみると、古くは蒙古
襲来、近代には太平洋戦争と、他の民族に恐怖をおぼえ
つつも相手の文化と技術を吸収して、今日に至っています。
　その中で、他の民族の宗教をも取り込みつつ、実は宗教
とはほとんど縁のない生活を送る人が、大部分であるという
特異な文化形態を形作っています。
　銀英伝の中では何らかの理由で宗教が否定され、ほとん
ど生活に関わってこない、言い換えれば極めて日本人的な
生活をするという、生活文化形態となっています（これに
は帝国も同盟も無いような気がします）。
　つまり結論を言うと、現在から銀英伝に至るまでの歴史
の中で、宗教が否定されそれに縛られて（言い方が適当で
はないと思いますが他に思いつかないので、ご容赦を）生活
するという文化が消滅し、それに取って代わったのが現在の
日本人の生活文化習慣だったと思います。

　と何のかんのと理屈を付けましたが、本当のところは作っ
ているのが日本人だからでしょうけどね・・・
99/12/19.22:41 　　　 宣彦 <htsuka@sannet.ne.jp>

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99/12/19.22:13 　う〜ん　( by ウェル )　　▼まとめ読み

99/12/19.22:41 　難しい問題ですが・・・　( by 宣彦 )

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