銀英伝ボード
はじめまして
はじめまして、にゃまはげと申します。
帝国の方が圧倒的に科学力が上ではないか?
と言うことですが、イゼルローン回廊に要塞を建設するという案は
当然同盟にもありました。しかし、当時の宇宙艦隊司令長官であった
ブルース・アッシュビーが宇宙艦隊増強を条件に、国防委員会に提案
していた要塞建設案を撤回したという経緯があります(外伝4巻に記述あり)。
よって同盟にも技術的には可能であったと思われることから双方に
科学力の差というものは殆ど存在しなかったと見るのが妥当でしょう。
というよりも、具体的には原作の小説の中で触れられておりません。
ただ、「想像を絶する兵器というものは存在しない。一方の陣営で
実用化された技術は、いま一方の陣営では理論的には完成している
場合が殆どである云々」という記述があることから間接的に読み取
ることができますし、この作品が人類同士の抗争を描いていること、
双方が同一の文明を基盤としていることからも差はなかったと言っていいでしょう。
また、ビデオを全話ご覧になっているのであればお解りかとは思いますが、
銀英伝は戦略・戦術について多くの描写がなされています。
具体的には補給・通信・情報の重要性、戦略・戦術の定義、双方の戦略構想、
戦闘における戦術の展開等に関する描写が多くなされているわけです。
そしてこれらの描写は、原作である小説の方がより詳細にかかれています。
つまり帝国軍の苦戦は同盟軍が採る戦略・戦術(多くの場合はヤン・ウェンリー
が採る戦略・戦術)に対する苦戦であるわけです。
以上長々となりましたが、ご参考までに。
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