銀英伝ボード
アニメ版での変更
原作とアニメを比較していささか不可解な変更を感じました。
アスターテ会戦の同盟首脳の市民への公式見解。なんとアニメ版では「大勝利」
だそうです。いくら何でもこれは「しらじらしい」ではすまされないしょう。
「大本営発表」という設定を印象付けたのでしょうか。
そのアスターテ会戦の戦没者追悼式になぜかアニメ版ではヤンは出席しません。
当然ヤンのトリューニヒト国防委員長への式場での反抗的なやりとりは見られません。
ヤンの自宅が憂国騎士団に襲われた理由も変わってきます。原作ではトリュ−ニヒト
に反抗的ゆえにトリューニヒトの指示で襲ったのでしょうが、アニメ版ではジェシカ
へのリンチを妨害したために憂国騎士団は「救国の英雄」を「独断」で襲っています。
そして、原作ではその襲撃を市民が警察に通報したのに対し、アニメでは見て見ぬ
ふりで火災警報により消防車がかけつけるしまつ。
原作でも同盟は最悪の民主主義と酷評されていますがまだ救いはありました。
アニメはその救いを断ち切ったゆえの変更と理解すべきでしょうか?
あと、ラップの戦死について原作ではジェシカはヤンに対しては何も非難して
いませんが、アニメでは「あなたも所詮軍人」と非難しています。
これはアムリッツァの戦死者の遺族の「あなたもしょせんは殺人者の仲間だ」
の一文と重なっているなと思いました。
00/06/04.02:40 朝霧 <asagiri@alles.or.jp>
記事リスト
00/06/04.02:40 アニメ版での変更 ( by 朝霧 )
00/06/05.03:38 確かに・・・ ( by 水羊 )
銀英伝が好き!にもどる