かわにゅーす
恐怖の読書
数日前の夜、
メリケンのホテルで、かわさきは新保裕一著の「連鎖」という小説を
読んでたわけですよ。これは1991年の江戸川乱歩賞の受賞作で、
我々の食卓に牛やら豚やらの肉が上がる前にどういった流通経路を
経てくるのか、という題材に基づいた小説で、ちょうど今世間を
騒がしている偽装問題にも通じるところがある怖い話だったわけ
ですよ。
で、次の日仕事があるにもかかわらず黙々と読みふけって、、
そう、ちょうど夜中の2時を過ぎた頃でした。いよいよ物語も
クライマックスに向かって突き進んでいたときです。
そのとき読んでいた部分を書き写すと・・
「お会いになられた時、主人とどういうことをお話になったのでしょうか」
「どういうことって、積み荷の分担についてですね。誰がどの荷を運ぶのか、取引相手の担
「はい。逃げようとしたんですが、玄関近くで看護士の人が取り押さえました」
???
ページ番号を確かめる。
右のページ「288」、左のページ「257」
ぎゃああああ!!!!
ぱらぱらと続きのページを繰っていく。
「286」「287」「288」「321」「322」
ぎゃああああ!!!!
よりにもよってメリケン滞在中に乱丁本に当たるわけ!?(涙)
メリケンから送っても送料負担で送り返してくれるのかなあ・・>講談社
02/04/24.04:29 かわさき <kawa@yumei.com>
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02/04/24.04:29 恐怖の読書 ( by かわさき )
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