銀英伝ボード
個人的な意見ですが:その2
続きです
■自由と権利
>例えば外国に行ったとき、自分には国籍がない、という態度を取り続けたら、限りなく自由と権利はなくなるでしょう。自由と権利は普遍の概念で、
>国家をも超えるとするのは、現実をみていないように思うのですが。
このあたりが私にはちょっと理解できませんでしたのでこの意見は的はずれかもしれませんが・・・
一応、外国人に対しても権利を与えている国というのは多いですよね。
もし与えていなければその国で被害者になったとしても警察は動いてくれない、病院でも手当はしてくれないということになりませんか?
私は「自由と権利」はその国に属さなくても決め事(法)を守る人に与えられるものと思っています。
■シビリアンコントロール
>同盟国内において、議会の存在が全く無視されている
無視はされていないでしょう。
ただ最高機関である「最高評議会」の議員のほとんどがトリューニヒト閥の人間であるのでトリューニヒト氏の考えることがそのまま通ってしまっている
だけだと思います。
それが「議会の決定」となっているという背景があるのではないでしょうか。
>なぜヤンは議会に訴えようとしないのか
これはヤンにその権利が無いから、と本人が考えていたからではないでしょうか。
ヤンの考えは「軍人は政治に口出ししてはいけない」というものがありますので、議会に訴える=軍人の政治介入と思ってしまいできなかったのかも
しれません。
これがヤンの政治家としての限界、というやつでしょうね。
ただ、
>きちんとした形で、正式な場所で、軍部の見解を述べ
というのに関しては完全にヤンは権利がないような気がします。
正式な軍部としての見解を正式な場所で述べられるのは軍の首脳であり、この場合は統合作戦本部長や幕僚総監といった役職者、または報道官
などの代行人になるのではないでしょうか。
ですがヤンは同盟軍ではただの一司令官でしたのでインタビューなどではそれなりの意見が言えても、正式な場所での意見は召還されないかぎり
言うことはできないでしょう。
>自身の身に危険が及ぶようであれば、司法に訴えれば言いだけの話
確かにその通りですが、それは司法が完全に遵守されていたらという前提が必要ですね。
バーラトの和約後、根も葉もないことで警察に逮捕されました。
理由は「国家に反逆を企てている、という”噂”がある」ということでしたが、法の番人たる警察が国家と共犯でこんなことをしている以上、司法に訴え
ても限界がみえます。
そんなことをされたら誰だって司法を信用できないでしょう。
こんなところでよろしいでしょうか。
04/02/06.18:11 魔術師は紅茶が好き <kazu_s@ztv.ne.jp>
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