銀英伝ボード
RE:理想の国家
こんにちわん。私もこのテーマについてはよく考えます。もちろん答えが出ない問いなだけに、ひたすら考え、人と意見交換する程度ですが…。状況説明にしかならないと思うけど、結局、民主主義国家というのは、基本的に個人の集まりだと考えなきゃ、その軸足がずれるような気がします。国政に対して無関心者が多いから、国家が堕落するのであって、国民一人一人の意識の問題になるのではと思ったり。ジェシカのような行動までいかなくとも、日本人も他力本願にならず、もっと個々が自発的に勉強するべきだと思うの。
その為の自由は、専政政治下と違って、ちゃんとある世の中だよね民主国家って。でもせっかくの「自由」を持て余すだけの国民だったら権利と自由をきちんと返上してほしいもんです。
私は、国籍問わず、よく友人/知人と意見交換するのだけど、たとえ何かの拍子で議論に発展しても、日本人が今まで、その輪の中に入ってきたことはなかったです。語学ができる日本人も入ってきませんでした。最近ようやくぽつりぽつりと議論できる人が私の周りで増えてきたけど、そこに辿り着く迄に最初の国際的(?)議論から10年かかりました。それくらい文化背景のことなる人達との議論に参加する日本人は、まだまだ希な存在です(私が出会う限りにおいて)。国家レベルの話だけでなく、一般レベルでさえも、日本人が国益や国際的立ち場を正当に発言し理解されるよう表現/説得することは苦手なんですね。
もしかしたら、アラブ諸国だけでなく日本も民主主義ってものを自国民の手によって操るのは国民性的にいって無理があるのかもしれましぇん。教育で日本人改造計画を立てるにしても、結局日本人教師による指導になるのだろうし、家庭内もどっぷりニッポン。この世界の人々が日本人気質ばかりだったら、なんとな〜く、温水につかるような感じでうまくいくのかもしれませんが、いろんな気質が混在する世の中だからこそ、一生学ぶ精神を持ち続けないと思ってます。
ちなみに本当に努力してる人って、並の努力じゃないですよ。もう、脱帽って言いたくなるくらい努力してます。そんな努力をできる人が全てじゃないから、努力で成功する人が少ないように映るけど、独自の才能のある人は、リストラどころかこの時世に一気に昇給したり、ヘッドハンティングされたり。多分今迄は、国民総中流階級を目指してただけに才能がなくてもそこそこ給料を手にすることができたんだろうけど、だんだんと時代に合った実力主義、努力主義に移項してきてるのかも。夢の欠片も持たない人に夢を持てのスローガンはきつ過ぎるし、そんな彼らには同情するけど、持つなと言われても持ち続けてきたタイプの人にとってはだんだん面白い日本になってきてるんじゃないかなと感じたり。
銀英伝の、とくにヤンの一言一言はとっても含蓄あるように思います。彼のような人物と結婚したり保護者になってもらえたりするフレデリカやユリアンがむちゃくちゃ羨ましいいい。
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